農業の不思議

こんにちは!イッチーです。

今回は以前ブログ内で少し触れた「農業の闇」をちょっとだけ覗いてみたいと思います。

イチゴの高設栽培用の施設費が、農協によりますと約1000万円(1000㎡)。

これが、ある10年前の専門書によると、当時は450万円です。 

つまり、10年間で倍以上に値上がりしているということです。

確かに、10年ほど前、鉄などの原料が高騰し、資材価格も高騰しましたが、そこから、5年後あたりからは鉄などの価格は下落しました。

しかし、なぜか農業資材は逆に値上がり!?

これについて、資材メーカーの言い分は、人件費、輸送費の値上がり。だそうですが‥

明らかに不自然ですよね?人件費や輸送費が10年間で一体どれだけ値上がりしたんでしょう?

(ガリガリくんは25年間60円が2年前に70円に上がっただけだぞ!笑)

 

農業には補助事業というものがあり、国や県といった行政が、設備投資に対して補助金を出す仕組みがあります。

補助は事業費に対してパーセンテージで給付されます。率は行政により様々ですが、だいたい5割以上です。

つまり、設備費用の半分くらいは行政が出してくれるわけですが、これは当然、税金です。

(納税者の皆様に感謝いたします!)

ですから、1000万円の設備も、個人の負担額は500万円となります。(やったー!‥なのか!?)

10年前なら、個人の負担額は200万円ですからねー笑

 

さて、ここまで話せば、なんとなく見えてきませんか?闇に潜むモノが笑

 

農業人口は減少の一途です。つまり、農業資材を必要とする人は減っています。

需要が減少すると‥まあ、通常、商品価格は下がるのですが、

農業はそうはなりません。

不思議ですねー 

 

農家が半分に減ったなら、使わせる資材を倍に値上げしちゃえばいいじゃん!

ナイスなアイデアです笑

しかし、農業人口の減少に歯止めはきかない状況です!(あたりまえだろ‥笑)

 

まあ、いいんですよ、新しく生まれ変わる為には一度崩壊しなければならないんですから‥

いや、今の農業が完全崩壊するのを絶対に見届けてやりたい!笑

 

あと何年持つか!?カウントダウンは始まってます。そのときに備えましょう!

では!