農業に起こっている地殻変動

さて、雨でまったりのイッチーです。

今回は、農業って今後どうなっていくんだろう?ということをまったりと想像してみようと思います。

 

農業従事者は減少の一途で、すでに200万人を割っているようです。まあ、それはそうですよね。農業はとくに超高齢化してますから。

しかし、じつは、若い農業従事者に関していえば少しづつ増えているのです。

まあ、新規就農者を支援する国策が功を奏してるのかもしれませが、たんにそれだけでは無い気もします。

 

Twitterでは地方で活躍する若い方の発信を多く目にします。それは、自分なりの仕事を自分が選んだ場所でやる。自分らしく生きる。ということが、今は人生の選択として存在し、事実、その動きは拡大しているように思います。

行政の地方創生の施策「地域おこし協力隊」の存在も、この動きに拍車をかけているように感じます。それは、若者たちの地方への関心の高まりとタイミング的に、うまくマッチしたのかもしれません。

 

そんな中で、地方での仕事の選択として農業があるわけですが、若者は「それしかない」から農業をやるという感じではない気がします。

むしろ、彼らは好んで農業に関心を寄せているのです。その中でも、彼らは「自然栽培、有機栽培」といった農業スタイルを好む傾向にあります。私の住む地域の知り合いでもその傾向はあります。彼らは、「食と健康」や「自然」といったものに強い関心を示していると感じます。

それが「何故か?」というのではなく、私は、その「傾向」に興味をもっています。

 

農業に若者が増えているとはいえ、全体で見れば、減少であるのは間違いありません。

農家がいなくなって耕作放棄地が増えてしまうことももちろんですが、農業従事者の数が減れば、農業の政治への影響力も無くなるでしょう、やれ農協は解体、やれTPPだとか不安要素満載です

今は、まだ、国がいろいろと政策を立ててくれてはいますし、補助金もあります。しかし、そんなこともいつまで続くのか、わかりません。

つまり、農業の未来は全く見えない状況です。

しかも、これは、遠い未来の話ではありません。

 

インターネットの普及により、農業にもIT技術がいろいろと導入されているようですが

私は、農業において、インターネットは栽培技術的には結びつきにくいと感じています。

販売や流通においては大きく変化するでしょうが、農業という業種になにか特別な変革をもたらすというインパクトは想像しにくいのです。

私はむしろ、先に述べた、若者たちの動向と、そこに存在するインターネットと農業の結びつきが農業に大きな変革をもたらすのでは?、と感じているのです。

 

いずれにしろ、農業は近い未来に、大きな変化が起こるはずです、それは5年、10年程度先の未来です。その変化を敏感に感じ取り、そこに何かチャンスを感じる若者が集まり、農業に関心を示しているのかもしれません。

彼らは、新しいライフスタイル、新しいビジネスモデルを提案し、新しい農業を確立してくれるのかもしれませんね。

 

全く見当違いかもしれないんですけど、そう考えると、私は、なんだかワクワクとするのです。笑

では!!