農家になる為には何をするべきか

こんにちは、イッチーです。

最近、地域の新規就農者のグループラインを作りました。

そこに参加する地域おこし協力隊の方2名と、隣町の新規就農者の方1名と、私の計4名で、親睦会を開きました。

 

で‥結局、私は飲み過ぎて、何を話したかほとんど覚えていません。

やっぱり、真面目な話はお酒飲みながらやるもんじゃないですね。笑

ただ、今年から地域おこし協力隊として活動する方から

「結局、農業する為にはどういう準備をしたらよいのですか?」

という質問を投げかけられたのを記憶してるので、それについて、私なりに書いてみようと思います。

正解ではないかもしれませんが、一つの参考として、読んでいただけたら嬉しいです。

 

「農家の定義」

農家になる為の準備の前に、そもそも、「農家ってなんなの?」ということを知る必要があるでしょう。

異論もあるかもしれませんが、私の解釈では、これには一つ明確な答えがあります。農家とは「農地を持っていること」です。

 

「農地を取得するには」

農地さえ手にいれれば、農家になれるわけです。

簡単な答えではありますが、じつはこれが、

農家になる為の最大の難関となります。

なぜなら、農地には「農地法」という法律が存在し、それに基づいて売買も貸借も行われます。まあ、難しいことは私もよくわかりませんが、誰でも簡単に農地を手に入れるってワケにはいきません。

 

「農業委員会の存在」

各自治体には、農業委員会というものがありまして、農地に関する取り引きを精査したり認可したりすることになっています。

ですから、まず、農業委員会に、農地を買う、もしくは、借りることを許可してもらう必要があるわけです。

つまり。農家になる為にするべきことは、

「地域の農業委員会に認められる存在になる」しかありません。

 

「認めてもらうための4つの項目」

1、「やる気」

農業委員会では、その農地で農業に従事する時間などが設定されています。つまり、

「ちゃんと農業やってくれないと困る」ということです

これは、やる気さえあればクリアできますね!

2、「技能」

いくら、「やります!」と言っても、やる気に伴う「技能」が必要です。

これは、研修などの学習の経歴を提示するしかありませんので、やはり、ある程度の実習や研修はやる必要があると思います。

3、「経営力」

農業も立派な事業ですから、経営が成り立つという根拠も必要です。設備や運営資金ですね。

これは、重要なような気がしますが、結局、お金の問題は個人差がありすぎるので、判断が難しいのです。

自己資金で設備を揃えて運転資金を準備してからじゃないと認めてもらえないわけではないので、お金が無いことは農家になる為の重要な要素ではない。という気がします。

レンタルや融資といった方法でも農家にはなれます。

ただお金はあったほうがよいですし、

自分の生活を農業で維持していかなくてはならないのですから、生活を含めトータルで、ちゃんと考える必要はあります。

お金の問題については、自治体や先輩などと相談しながら決めていく感じになると思います。

4、「信用」

じつは、これが最も大事かもしれません。

誰だってわけのわからない変なやつに土地を貸したり、地域に住み着いたりしてほしくないわけですから、信用できる人間であるということを認めてもらえるかどうかは大事なんです。

農業委員というのは、地域の農家さんから選出されるので、地域の農家さんの代表のような方々です。

つまり、地域の農家さんとコミュニケーションを取り、顔と名前を覚えもらう。

という作業は非常に重要です、もちろん良い印象を持ってもらわなければいけません。

積極的にコミュニケーションをとって、信用を獲得しましょう。

あと、自治体や農協などにも後押ししてもらえるとかなり有利になりますので、組織とのコミュニケーションも大事です。

 

「まとめ」

つまり、「農家になるためにすべきこと」は

農業に従事するというモチベーションを保ちながら、地域の農家さんとコミュニケーションを取りつつ、ある場所で一定期間の実習を行い、

その間に生活設計、営農計画を立てる。

そうやっていると、そのうち、農業委員会には認めてもらえる条件が整いますので、

最終、農地を取得して、

あなたは、晴れて農家になれます!

では!!