好きな事を仕事にして思うこと

こんにちは。イッチーです。

今回は、好きな事を仕事にした私が、その後思っていること、考えていることなどを書いてみたいと思います。

 

「好きなことは、好きではなくなる」

私は就農する前に、家庭菜園的なことをやっていて、その頃は日々、これが仕事だったらいいなぁと考えておりまして、で就農しました。

まあ、つまり、好きな事を仕事にしたわけです。

そんな幸せな私は、毎朝「やったー!今日もイチゴ狩りだ!毎日楽しいなー!!」となっているかというと、あたりまえですが、「んなわけねーだろ!」です笑。やっぱ、仕事は、めんどくさいし、やりたくねーわけです笑

おそらく、あなたが今仕事以外でやってるあなたの「好きな事」は、もしそれが仕事になったら好きな事ではなくなる可能性が高いです。

 

「仕事と趣味は全然ちがう」

まあ、そりゃそうですよね、「仕事」と「趣味」には決定的な違いがありますから、それは「目的」です。

「仕事」には「生きていくための糧を得る」という、大きな目的があります。これがあると、どうなるのか?、そう、目的達成の為には「やらなければいけない」もしくは「やめることができない」という相対的なリスクが発生しますよね。このプレッシャーからは、かなりのストレスを受けますので、結果、好きな事も好きではなくなるのです。

 

「好きな事を仕事にするという本当の意味」

しかし、考えてみたら、そうであったとしても、人に命令され、拘束され、休みだけでなく、トイレですら断りをいれなきゃならないような仕事よりは、マシかもしれません。

人にムチで叩かれるより、自分で自分にムチ打つほうがマシです(手加減しちゃうんすけど‥笑)まあ、例えるなら、どうせ勉強から逃れられないなら、親に「勉強しなさい!」って言われてやるより、自分から勉強しちゃったほうが楽だよっていう話なんです。

つまり、「好きなことを仕事にする」の本当の意味は、「仕事を好きに選び好きなようにやる」って意味なんだと思います。

 

「好きなことを嫌いにならないように」

でも、せっかくですから、好きな事を好きなままやり続けたいですよね。その方法について考えてみたんです。まず、金を稼ぐ為にやらなきゃいけないけど、やりたくない。をどうすれば解消できるか?なんですが、仕事がやりたくない理由は簡単です「キツイ」からです。

労働による身体的ストレスが原因なんです。

労働と目的(=必要な収益)のバランスの問題です。

わかりやすくいうと、わたしが、月に最低30万必要だとします。しかし、これが半分の15万でいいなら、労働も半分にできます。

でも、収入は30万のまま労働を半分にしたいわけですよ。では、どうやって労働を半分にするか‥考えられる方法は2つあります。

まずダメなケースとして「人にやらせる」です。人にやらせたらその人に賃金を払わなければいけないので、今の仕事量では足りませんから、仕事量を倍にします。それを2人でこなせば収入は60万になりますから、それを折半すれば、わたしは30万をこれまでの半分の労働で手に入れ、もう1人に30万を払い私の3倍の労働をしてもらう。

はいブラック経営の出来上がり!です笑

 

「労働の質をあげよう!」

自分が好きな事を、できるだけ、好きなようにやっていくのに必要なのは「労働の質(単価)を上げる」考え方だと思います。

30万を半分の労働で稼げるように、労働の質を倍にすれば良いわけです。仕事の効率化、商品力を向上させるなど、方法を模索するんです。

わたしは、雇用が悪だとは思いません、しかし、それは常に労働の最適化を図ることとセットであるべきだと思うし、皆が好きなことを好きなまま続けていける労働環境を目指すべきだと思いますね!

わたしも今年は、労働の質を上げるべく人生最大の設備投資!やる所存であります!

では!!