地域のガラパゴス化を防ごう!

こんにちは、イッチーです。

今回は、またまた雑談です。というより私は、専門知識というものがほとんどないので、このブログはほぼ全部雑談ですね笑

 

私は若い頃バンドをやってて、ライブハウスでやるライブイベントの企画、運営に携わってました。その企画というのが、とことん自分達の好きな音楽に拘った企画だったんです

音楽だけに言えることじゃないですけど、なんであれ、拘れば拘るだけ排他的になっていきます。まあ、要するに、自分達と違うモノとの壁が出来てくるわけです。

その企画は同調するファンにとっては喜ばれ、そこそこ盛り上がっていきました。しかし、これまた拘ることの運命なんですが、拘れば拘るだけコミュニティの範囲がどんどん狭くなるんです。結果、マニアックで超マイノリティな集団になるんです。そういうものって、最初すごく盛り上がりを見せて膨張し、すぐに、限界に達して、縮小に転じたら、あとは消滅。

結局は、過去のものになる。まあ、ロックはこれでもいいんですよ笑。

ただ、こういう現象は、音楽に限らずいたるところで同じように起こるんだと思います。

 

自分達と異質なモノを排除したり、拒絶すると壁がうまれ、ガラパゴス化のはじまりです。

そのコミュニティは、独自の進化を辿り独自の生態系によって維持される。一度、違うものが混じれば体系は崩れて絶滅する危険もあるし、外に出れば生きてはいけない。

まあ、大袈裟ですが極端に言えば、そんな感じでしょう。

私は、地方のコミュニティは現在こんな状態になっている不安を感じています。

 

インターネットは、場所という概念を無くし、また、異なるジャンル、つまり、これまで接点の無いような人同士に交流をもたらしたけど

じつは、このボーダーレス化こそが社会に大きな変革をもたらした気がしてます。

自分と違う髪型をして、違うジャケットを羽織り、違う靴を履いてるような人と話をするなんてことは、これまではありえなかった。でも、そうなることによって新しいことに気づくわけです。共通の趣味や仕事ではなくても、わかりあえたり、楽しめたり、学べたりするということに。それが世界規模で起きたわけです。

 

つまり、それの無いコミュニティはガラパゴスのような社会の孤島といえるわけです。

社会のボーダーレス化はますます加速していき、ものすごいスピードで進化していくでしょう。

コミュニティは「過去のもの」となってしまわぬように、進化し継続し繁栄させていくことが望ましい気がしますね。

私たちは、あれが一番好きだ、これが一番好きだ。といいますが、実は、知らない物を好きになることってありえないんです、だからほんとは、それが一番だなんて断言はできないんです。

いろんな事を知ることによって自分にとっての一番を探し続ける。ベストよりベター!そんな生き方のほうが、進歩的で楽しいような気がするんですよね。

では!!