移住者のためにできること。

こんにちは、イッチーです。

ひとり畑仕事をしながらぼんやりと

「移住者はなぜここを選んだのだろう?」

そんなことを考えていました。

まあ、私の知る身近な移住者といえば

「地域おこし協力隊」の方々なのですが

福岡、埼玉、大阪、滋賀‥と様々ですが

「なぜ選んだのか?」という問いは彼らにとってはナンセンスでしょうね。

彼らは元々この地域に来たことはないんですから、

ここのことをほとんど知らずに来たのです。

だから自治体の勧誘やネットなどの情報。

それをもとに選んだだけ。

というのはわかります。

だけど、私がほんとうに疑問に思っているのは、

「なぜこんな遠くの田舎に来たかったのだろう?」

ということ。

 

話は逸れますが、

私は若い頃、テレビの中の原宿や渋谷などに憧れ。高校を卒業してすぐに上京しました。

東京という大都会の生活はわたしの人生にとっても有意義な時間であったとつくづく思います。

東京は都会の中でも特別な場所だと思います

東京みたいな街は、他にはないですよね。

個人的には。「都会といえば東京」なんです。

他にも都会はありますが、

実際、日本の「大都市」ってそうたくさんはありませんよね。

で、話を戻すと、

では、「田舎ってどこ?」って考えたら

田舎はそこらじゅうにあるんです。

おそらく、どんな都会だって、車で2時間も走れば、日本の原風景の存在するくらいの田舎に行けるんじゃないでしょうか?

まあ、海が好きな人、山が好きな人。

いろいろでしょうが。

誰にだって、そう遠くないところに田舎はあるわけです。

なのに、なぜ、

「ここまできたの?」という疑問なんです。

これは私の勝手な予測なんで、違うかもしれませんが

「すごく遠くの田舎」に来たかったんじゃないかなぁと思うんです。

なんか、そんな気持ちがわからなくもないんです笑。

だれにでも、ありますよね?

遠くに行きたい気持ち。

 

私はかつて大都会へ行きたかった。

彼らは遠くの田舎へ行きたかった。

そこにどんな違いがあるだろう?

たぶん、違いなんてないんです。

違うのは、場所だけ。

 

わたしが今でも東京という街が好きな理由は

東京という街がくれた田舎ではできない体験や知らない場所で生きる経験から学べる感覚。

それも、大事だけど。

それは、東京が好きな本当の理由ではない。

学びなんてものは、辛いことでも悲しいことでも、得ることはできる。

むしろ、それしかないなら、その場所を好きにはならない気がする。

そんな場所は嫌いになるかもしれない。

だから、好きな理由は一つしかない。

そこで出会った、いまでも好きな人間がその場所にいるからです。

都会に行きたい。田舎にいきたい。

誰も自分を知る人のいない遠くに行きたい。

人は場所や環境を変化させたがる

「ほんとは場所は大事じゃない」

そのほんとの答えを知るために、

人は「場所」を探すのかもしれないけど

だから、私が、「移住者のためにできること」は

「彼らにとってのほんとの答えを一緒に探してあげること」

なのではないかと‥

なんとも、ロマンチックな答えになってしまったけど‥笑

具体的には、

「唯一無二の仲間になること」かな?

どこにでもある田舎の

どこにでもいるような奴

ではない、ここにいしかいない仲間。

 

彼らが嫌うセリフがある。

「嫌になったらいつでも帰ればいい」

私は彼らに何度かこう言ったけど、でも、これは、彼らや彼らの移住を軽く見てるのではないし、突き離してるんでもない。

 

どこにいても私たちは自由だ。

自由である私たちに場所という概念はいらない。

ってことなんです!

とことんやるなら、とことん付き合いますよ!

似た者同士一緒に生きましょうか!?

似てないかな‥笑

では!