佐々町コミュニティ「ミクロとマクロ」について

長崎県佐々町の新規就農いちご農家イッチーです。この記事は、私が住む地域に作ろうとしている、「地域の楽しい人達を繋ぐコミュニティ」について、そのコミュニティの意味と理解を深めて頂くための、地域の方に向けたプレゼンテーションみたいなものです。

正直、毎回、ひとりひとりに熱く語ることに疲れたので、ちょうど、この「ブログ」という最近気になっていたツールを使ってみることにしました。笑

 

「どんなコミュニティなのか」

佐々町に限らず、佐世保や平戸など近隣地域には多くのおもしろい活動を行っている方がいます。「おもしろい活動」というのは、営利、非営利、個人、組織を問わず、またその内容も多岐にわたりますので、具体的にどういう活動を指すのかと問われると説明の難しいところですが、そういった方々、また、その活動に興味を抱く方々全てを繋ぐコミュニティの形成を提案しています。

つまり、そのコミュニティに入る資格は、地域、地域外を含め、このコミュニティに興味を抱く全ての方。ということになります。

 

「コミュニティの意義」

活動を行う方々は個々に情報発信や情報収集は行なっていることと思います。しかし、個別の情報発信は、範囲は狭く限定的になりがちで、情報の拡散速度も緩やかです。また、発信力だけでなく、活動する者どうしの繋がりが多ければ、有益な情報も格段に得やすくなるはずです。

つまりコミュニティは、情報の「流動性」を活発にします。情報に流動性が生まれると、それは、人の流動性、物の流動性、経済の流動性を生み出すでしょう。

「私は多くの情報も多くの利益も求めてはいない」という方もいるでしょうが、

しかし、私がコミュニティによって本当に追求したいのは「自分への利益」ではなく、「他者への提供」であり、つまり社会貢献なのです。それはべつに、思想みたいなものではなく、私たちの「活動」の本質はそこにあるのだと確信していますし、それは必ず自分へと返ってくるものでもあると感じています。

 

「地域おこし協力隊について」

佐々町には現在4名の協力隊員の方が活動しています。彼らは、全国各地から、佐々町に来て町の為に活動しているのですが、

もし佐々町に私が提案するようなコミュニティが存在したなら、彼らの活動ももっとやりやすいのではないかと思うのです。私たちの町の為に活動する彼らの為に、町もまた彼らの為に活動する。そういう自然な形をつくりたいと思っています。そして、それを後々の協力隊の方に繋いでいきたいのです。

私は個人的には佐々町は魅力の無い町だと感じています。この「なんにもない町」に何ができるか? なんにもないからこそ「人」の魅力が必要ですし、人の魅力に勝るものもないと思っています。本当の「まちおこし」は人がつくるものではないでしょうか?

人口を増やすということは簡単ではないでしょう、日本全体で見れば、人口は減少傾向ですし、結局、その中では、人は増えたり減ったりしているのではなく「移動」しているにすぎません。ですから、移住者の獲得以上に重要なのは、「関係人口」という考え方です。簡単に言えば、人口を増やすのではなく、関わりを増やすのです。それは、先にも述べた「流動性」の考え方と同じです。

 

提案1「コミュニティはどうやってつくる?」

さて、ここからが、本題となります。

なぜなら、コミュニティ形成の肝心なこの議題への完全な答えを私自身が持っていないからです。この議題を共に考えアイデアを頂きたいのです。

わたしは、まず、「コミュニティの名称」をつくりました。(ちなみに、それはある方に依頼してつけて頂いたのですが‥笑)

そして、コミュニティ名は「ミクロとマクロ」と決定させていただきます。(ただ地域名は頭につける必要を感じていますがいかがでしょうか?)この名称を「キーワード」、合言葉とすることでコミュニティを繋ごうと考えています。そして、S N SやYouTube、ブログといったWebメディアツールを利用し、情報を繋ぎます。

 

提案2「リアルなコミュニティを形成したい」

インターネットだけでなく現実的な交流や活動が、より楽しいコミュニティを作れる気がしています。そこで、ミクロとマクロの定期交流会を提案します。決まった場所決まった日時に自由参加型で開催し、好き勝手に交流するという堅苦しくない自由な集まりであれば良いのではないかと考えています。

余談ですが、私は20代のころバンドをやっていたのですが、毎週1回の練習と月1回のライブ活動を行なっていました。思えば、仕事以外に定期的に何か活動を行うことは、私の生活の活力だった気がしています。仕事と家で過ごすだけの日々はどこか退屈ですので‥個人的なことですが笑

交流会が決まれば、少なくとも私は毎回行こうと考えていますので、「交流会に来たものの誰もいない」という状況は回避できるかと思います笑

このミクロとマクロ定期交流会についてもぜひ、ご意見、アイデアを頂きたいと思います。

 

「最後に」

このプレゼンを聴いて共に考えてくれた時点で、そこにはすでにミクロとマクロがコミュニティとしての活動の第一歩があります。

「ミクロとマクロ」が私たちの活動にとってのプラットフォームとなり、参加する全ての個人がコンテンツとなる。そういうコミュニティができたら素晴らしい気がしています。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。